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博物館学芸員

久住 祐一郎 37歳


Q.おじさんの仕事は何?

A.地域の歴史を研究して、みんなに伝える仕事だよ。昔の人が筆で書いたミミズのような文字を読んで、使っていた道具などを調べ、それらを展示室に飾ったり、わかったことを人前で語ったりする。地域の歴史をものがたる“お宝”たちを未来へ残すことも大事な仕事なんだ。

 

Q.うれしいことは?

A.展示ケースに入れられた状態でしか見られない “お宝” に直接触れる (モノによっては白い手袋を付けるよ) ことができるのは、この仕事のオイシイ所。でも、自分が考えて作り上げた展示をたくさんの人に見てもらうのが一番うれしいよ。

 

Q.たいへんなことは?

A.研究を進めると色々な疑問がわいてくるので、日々勉強が必要なんだ。また、遠くから美術品を借りてくる場合は長時間輸送トラックに揺られて一緒に移動するのでたいへんだよ。

Q.生まれ変わっても同じ仕事がしたい?

A.自分の好きなことを仕事にできるのは幸せなことなので、生まれ変わっても学芸員になりたいよ。

Q.20年後にこの仕事はどうなってる?

A.デジタル技術が進んで研究方法や楽しみ方が増えると思う。進んだ技術を活用し、ホンモノと出会う場を提供する職業として輝いていたいな。

Q.タイムマシンがあったらどの時代へ行きたい?

A.江戸時代に行って、参勤交代の行列に参加してみたいな。

【おじさんの職場】
豊橋市美術博物館
豊橋市今橋町3-1(豊橋公園内)   ☎0532-51-2882

 

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【2022年 ママゴン4月号掲載】

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