大工

中根 諒　36歳

​

Q.おじさんの仕事は何？

A.木を切ったり削ったりして、みんなが暮らすおうちを組み立てて作ること。新しいおうちを作るだけでなく、古くなったおうちを修理したり新しくお部屋を付け足したりもするよ。 物を作ることが好きで、小さな頃から大工さんになるのが夢だったんだ。なりたい！ って強く思って言い続けていたら、ほんとうに大工さんになれたよ。おうちを作ることはとてもやりがいのある仕事だから、自分の子どもにもなってほしいと思ってる。

​

Q.うれしいことは？

A.おうちが完成した時だよ。手間と時間をかけて1軒のおうちを作って、そこに住むお客さんからも感謝されれば、幸せな気持ちになれるんだ。難しい仕事をやり遂げた時の達成感も心地いいね。

Q.たいへんなことは？

A.現場の暑さと寒さはキツイよ。また、修行時代は親方に怒られて辛いけど、一人前になるためには大切な経験なんだ。

​

Q.生まれ変わっても同じ仕事がしたい？

A.したい。他になりたい仕事はないしね。おうちは見た目も大きくてそれが長く残るから、取り組む価値があるんだ。大工さんは家づくりの主役。誇りを持てる仕事だよ。

​

Q.20年後にこの仕事はどうなってる？

A.ド大工さんの数は減ってはいるけど、完全な工業化は無理なので、絶対になくならない仕事だと思う。その場で考えて作る必要があるリフォームは、ロボットでは難しいだろうな。

​​

​​

【おじさんの職場】

中根建築

豊川市牛久保町若子14-1  ☎090-9191-5688​

【2025年 ママゴン9-10月号掲載】